じゃがいもの芽出し【秘策を紹介しちゃいます】

たくさんのじゃがいもの画像

こんにちは。てもきちです。

僕は畑をやっています。
自然農という方法で、農薬や化学肥料を使用しない栽培方法でやっています。

これから、じゃがいもを栽培します。
昨年穫れたじゃがいもがあるので、今年もその芋を使って育てようと思います。

じゃがいも栽培で最初に行うことは、じゃがいもの芽出しです。
芽出しをどうやるのか、僕なりの工夫をお伝えします。

じゃがいも栽培について

みなさんは、じゃがいもの栽培について、どの程度知っていますか?

僕は、畑を始める前は何も知りませんでした…笑

以前の僕と同じで何も知らない方のために、じゃがいもの栽培スケジュールをお伝えします。

2月 種芋の目出し

3月 植え付け

4~5月 土寄せ、草刈り

6月 収穫 

栽培する地域の気候によって異なりますが、日本では一般的にはこんな感じのスケジュールです。

今は2月なので、芽出しを行います。

芽出しする理由

なぜ芽出しをするのか、理由が3つあります。

生育期間の確保

じゃがいもは暑さに弱いので、夏(6~7月)になると枯れます。
食べられる大きさのいもに成長するまで、約3か月かかります。

ということは、3月頃に植えないと間に合いません

ですが、3月はまだ寒いので、日光を浴びても地温が上がらず、芽が出るのに時間がかかります。
そのため、先に芽出しをしておいて、スタートダッシュをして、生育期間を確保するということです。

ダメな種芋がわかる

植える前に芽出しをするので、芽の出ない芋はそこで除外できます

植えてしまってから芽が出なかったら、植えた労力とスペースが無駄になってしまいますからね。

強い芽が出る

じゃがいもを冷暗所に保存していたら、いつの間にかもやしみたいなのが生えていたことがありませんか?
もやしのような芽ではよいじゃがいもが育たないため、日光に当てて強い芽を出す必要があります。

芽出しの方法

今年初めての秘策

では、僕がどのように芽出しをするのか、紹介します。

まず、芽出しの条件として、適した温度日光が必要です。

じゃがいもは、6~20℃で発芽すると言われています。
ネット検索してみましたが、他にも18~20℃や15~20℃、10~20℃など、いろいろな見解があるようです。

この温度を見る感じ、20℃に近い方が良さそうなので、その環境下で芽出しをしようと思います。

ここで秘策の登場です!

今年初めて行う方法ですが、マンガの収納ケースを使います。

収納ケースにじゃがいもを並べておき、日中は窓際の日光が当たる場所に置きます

夜は寒くならないよう湯たんぽで加温し、古毛布で全体をくるむことにしました(何が包んであるかわかりませんね。笑)。

加温は、電気あんかなどの電気を使うのが一般的かもしれません。
ですが、僕は持続可能な方法で栽培をしたいので、湯たんぽを使いました。

今はガスで沸かした湯を使っていますが、将来的に自給自足的な生活をするようになっても、薪ストーブの上で沸かした湯を使えば、同じように加温ができると考えたからです。

ちなみに現在の芽の状態

一番芽が出ているものがこれです。
今年栽培する2品種で、赤い方がアンデスレッド、黄色の方がさんじゅうまるです。

さんじゅうまるの方は芽が出すぎですね。笑
さんじゅうまるの方が休眠期間が長いはずなんですけどね。
同時に他のじゃがいもも栽培していたので、もしかしたら別の品種かもしれません。笑

結果をお楽しみに…!

じゃがいも栽培では、毎年芽出しがうまくいかず、スタートダッシュに失敗していました。

今年こそ!と思って発案した方法なので、ぜひとも上手くいくといいなと思っています。

これがうまくいけば、オクラなどの発芽に高温が必要な種の発芽も促せる可能性が出てきます。
他の栽培にも幅が広がるので、上手くいってほしいです。

どのような結果になるのか、楽しみです。また報告します!

【次回予告】
次回もじゃがいもです!
今回栽培するじゃがいもの品種を紹介します!

なぜその品種なのか、育てる品種によっては法に触れてしまうことも…⁉
僕が今まで育ててきた品種やおすすめ品種も紹介します!お楽しみに…!

※ この記事を読んだ感想や、僕も(私も)こんな風にじゃがいも栽培してるよ!などなど、お気軽に下のコメント欄にコメントください。
もれなく僕が喜びます!笑

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