こんにちは、てもきちです!
春になってきたので、畑に関する投稿が続いています。
とはいえ、ここ数日は風が強くて寒い日が続いていますね。
まさに三寒四温といった感じです。
昨日、さつまいもの苗を育てるために、いもを畑に伏せこみました。
どのように苗づくりをするのか、その方法についてお伝えします。
苗づくりの方法
さつまいもの苗づくりは、さつまいもを畑に埋めて、ビニールトンネルを被せて行っています。
手順を紹介します。
埋める場所の準備
さつまいもを埋める場所の草を刈り、土をほぐしておきます。
自然農では基本的に土を耕すことをしませんが、今回はさつまいもを埋めやすくするために行います。
さつまいもを埋める穴をあける
さつまいもを埋めるために、3本の筋を掘りました。
横に3本掘ったのですが、写真ではわかりにくいですね。笑
さつまいもを置く
掘った穴にさつまいもを置きます。
芽が出ているものがあるので、それは芽の部分が土の表面に近くなるように置きます。
土を被せる
さつまいもが隠れるように土を被せます。
いもの上半分が土から出るように埋める方法もありますが、僕は寒さで痛まないようにいも全体に土を被せています。
ビニールトンネル設置
土を被せたら、ビニールトンネルを設置します。
まずはポールを設置します。
その後、ビニールを被せます。
ビニールの端は、石を載せて飛ばないようにしました。
土を被せる方法もありますが、石の方がビニールが汚れにくく、開閉が楽です。
これで完成です。
今日は風が強かったので、ビニールを固定するのに苦労しました。笑
苗づくりのメリット
自分で苗づくりをするメリットを3つ紹介します。
- 気に入った品種の苗を作れる
- 農薬が使われていない苗を作れる
- 経費削減ができる
それぞれ理由を説明します。
1.気に入った品種の苗を作れる
さつまいもの苗を購入する場合、マイナーな品種は店頭で売られておらず、ある程度品種が限られます。
自分で苗づくりをすれば、店頭にあるかどうか関係なく、気に入った品種の苗を手に入れることができます。
2.農薬が使われていない苗を作れる
僕は、農薬は体に良くないと考えているので、苗から無農薬であることは重要です。
店で売られている苗は、農薬の使用について表示がないので、何もわかりません。
その点、自分で苗づくりをすれば、間違いなく無農薬であることがわかっているので、安心して栽培することができます。
3.経費削減ができる
さつまいもの苗を購入すると、1本60~80円くらいした記憶があるので、100本採れれば6,000~8,000円の経費削減ができます。
自給自足生活では、支出が少なく済むことも重要なので、大事なメリットです。
苗づくりの注意点
さつまいもの苗づくりって簡単じゃん!
やってみよう!
と思ったあなた。1つ注意点があります。
夏野菜の苗づくりのところでも紹介しましたが、さつまいもにも育成者権が関係します。
そのため、育成者権を侵害しないように、苗づくりを行ってください。
簡単に説明すると、登録品種かどうかが重要です。
もし登録品種から苗を作ったのであれば、販売、譲渡を行わないよう注意してください。
育成者権について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
今後について
5月になれば、芽が出ていると思います。
例年の感じでは、5月下旬に1回目の苗とりができるかどうか、といった感じです。
管理としては、さつまいもの苗が出るより周りの草が生えるスピードの方が速いので、草刈りが必要です。
特に水やりはしないので、草刈りだけです。
ただ、さつまいもの苗が育ってくると、草刈り時に間違って苗を切らないように注意する必要があります。
今回はいもを10個埋めたので、100本は採りたいと思っています。
さつまいもはおいしいので、たくさん食べたいんですよね。笑
簡単なので、みなさんもやってみてください。今後の経過もお伝えしますね。
お楽しみに~!
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