こんにちは、てもきちです。
今回は、私が自給自足を目指すようになった経緯を書きます。
振り返ってみると、いろいろと本を読み、現在の考えに至っていることがわかりました。
今まで読んできた本が、みなさんの参考にもなればと思います。
健康への目覚め
私は、5年ほど前から健康的な食事をしたいと考え、なるべく添加物を摂らない食事を心がけています。
そのきっかけは、この本をもらったことでした。
それまでは何も気にせず、パンにマーガリンを塗り、できるだけ安い調味料を使う生活をしていました。スーパーで売られているものに何の疑問も持たず、ただ安さだけを求めて購入していました。
欧米では健康に害があると認定されて規制されていることが、日本では規制されていないことがある。この本を読み、それまで考えたこともなかった事実を知り、トランス脂肪酸だけでなく、添加物も減らそうと考えるようになりました。
食品添加物を減らす
食品添加物について何も知識がなかったため、情報を得るために以下の本を読みました。
この本で食品添加物を摂らずに生活することの重要さを学びました。
読んだのは数年前なので詳しい内容は覚えていませんが、やっぱり添加物を極力摂らない生活をしようと思いました。
無農薬、有機野菜への志向
同時期に農薬についても気になるようになりました。
単純に考えて、野菜は水を吸い上げているので、殺虫剤や殺菌剤をかけている場合はその成分も吸っているような気がします。
とはいえ、農薬についての知識がなかったので、本を読みました。
本には、農薬は虫や菌にのみ有効な成分で防除しているので人体には影響がない、と書いてあった記憶があります。
ただ、パーキンソン病の人には農薬を散布していた人が多いといったデータがあるようですし、農薬のかかった野菜を継続的に食べることは、人体に無害とは言えない気がします。
そのため、なるべく農薬を使用していない野菜、穀物を食べるようにしています。
肉を食べることを減らす
食についての情報に触れていたところ、肉を食べることについても疑問が生じてきました。
世界では飢餓に苦しんでいる人がいる一方、先進国には有り余るほどの食事があります。
日本では食料の廃棄が問題となっており、その量は1日に一人あたりおにぎりを1つ捨てている計算になるそうです。
肉を食べるためには、家畜にえさを与える必要がありますが、与えたえさの量に対して、肉として食べる家畜の量は著しく少なくなります。
【地球は今…】食べ物編 ~飽食と飢餓 | ネットワーク『地球村』 (chikyumura.org)
- 牛肉や豚肉1㎏に対して6~20㎏の穀物飼料が必要
日本の家畜飼料は4億人分。肉食を半分にすれば2億人の飢餓が救える
そのほかにも肉食による悪影響が多くあることを知り、肉食を減らすこととしました。
このことについては、別の記事で書きたいと思います。
環境への意識
このようなことを意識していると、地球環境にやさしい生活をすることが大切なのではないかと思うようになりました。
特に近年は地球温暖化が肌に感じられるほどになっており、地球にやさしい生活の重要性を強く感じます。このまま温暖化が進むと、人類はいつまで地球で生きられるのだろうか、なんて考えてしまいます。今後の世代によりよい環境を残せるよう、自分に何ができるのか考えるようになりました。
そこで、地球にやさしい生活とは何かを考えたところ、自給自足をすること、と答えが出ました。
自給自足をめざして
現代社会の暮らしに浸っていると、スーパーやインターネットで簡単に欲しいものを手に入れることができます。また、対価を払うことで様々なサービスを受けることができます。
家や車のメンテナンスが必要になった場合、専門的な知識がなくても、お金を払えばやってもらえます。
つまり現代は、お金を使うことで、自分でやらなくてよい世の中になっているというわけです。
そこから自給自足に切り替えるとなると、ハードルは高く感じると思います。
そこで私は、できることからやり始めています。
私は数年前から畑をやり始め、少しずつですが食糧の自給をしています。
他にも、味噌を作ったり、身の回りの自分でできることは外注せず自分でしたりと、自給率を高めようとしています。
また、食の自給だけでなく、エネルギーの自給をすることも地球環境にやさしいことと考えるようになり、食、エネルギーの自給自足をすることが目標となりました。
私はまだまだ理想の自給自足の生活はできていませんが、少しずつ自給力を高めたいと思っています。
みなさんも、さまざまな経緯で自給自足に憧れたり、自給自足を目指したりしているから、このブログを読んでいただいていると思います。
私と同じように考えて行動する人が増えることが地球にもよいことだと思っていますので、そういう人が1人でも増えてくれたら嬉しいです。
なぜ自給自足が地球環境によいと考えるのか、私なりの自給自足についてやエネルギーの自給については、今後の記事で深く書きたいと思います。
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