こんにちは、てもきちです。
今年も暑い暑い夏でしたが、ようやく秋になりそうな感じですね。
今回は、秋じゃがいもの植え方をお伝えします。
昨年も植えていますので、おさらいも兼ねて、再度お伝えします。
晩秋に穫れたじゃがいもでほくほくな料理を作って食べたいですよね。
まさに、今が植えるチャンスです。
冬に美味しいじゃがいもを食べるために、植えちゃいましょう。
種いもの準備
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植える時期
じゃがいもは、寒冷地以外の場所では春と秋に栽培できます。
秋じゃがを植える時期は、お住いの地域によって異なりますが、だいたい8月下旬~9月中旬です。
秋作では、休眠期間の短い=芽の出やすい品種を使います。
なぜかというと、春に収穫したじゃがいもを秋に種いもとして使う場合、休眠期間が長いと秋に芽が出ないからです。
休眠期間が短い品種のじゃがいもを春に収穫していれば、植え付けの8月下旬~9月中旬には自然と芽が出ているので、種いもの準備は難しくありません。
種いもの芽出し
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僕は、秋作では特に芽出し作業を行っていません。
もし8月下旬が近づいても芽が出ていない場合は、暑くなりすぎない風通しのよいところに出しておきます。直射日光は避けてください。
芽が出る適温が10~20℃なので、8月ではその温度にすることは難しいですが、光に当てることにより芽が出やすくなります。
くれぐれも、春の芽出しのように容器に密閉して暑くしないように注意してください。
種いもの品種
秋じゃがいもといっても、秋じゃがいもという品種があるわけではありません。
秋作に向いた品種が秋じゃがいもの栽培として使えます。
僕は、アンデスレッドとさんじゅうまるを栽培することが多いです。
この2つの品種については、以前に詳しく書いていますので、こちらをご覧ください。
今回は、アンデスレッドと、秋作に向いているとは言われていないメークインを植えます。
なぜメークインも植えるのかというと、さんじゅうまるは前作であまり収穫できず、種いもを繋ぐことに失敗したからです。
それと、アンデスレッドだけでは種いもが足りなかったからです。笑
ちょうどもらいもののメークインがすこーしだけ芽が出ていたので、試しに植えてみることにしました。
植え方
植え方は以前にも紹介していますが、おさらいで改めて紹介します。
畝の準備
僕は、自然農で不耕起で野菜を栽培しているので、畝を立てたらずっと使い続けます。
種まきや定植のたびに畝立てはしない、ということです。
そうすると、草が生え放題となります。
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こんな感じ。笑
写真で見ると、どこが畝かわかりませんね。
実際に見ても、あまりわかりませんが。笑
種いもを植える準備として、とにかく草を刈ります。
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刈払い機で1度刈払ったところです。
まだまだ植え付けできる状況ではないですね。
草をどかして、さらにもう一度地面すれすれのところを刈ります。
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ここまで刈れば、畝が姿を現しますね。
刈った草は、畝によけておきます。
種いもを置く
畝の上に種いもを置いていきます。
置く間隔は30cm=約靴1足分なので、足を使って同じ間隔で置いていきます。
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写真では畝の真ん中に置きましたが、植え穴を開けるときに横に置き直さないといけなかったので、最初から畝の端に並べていくといいです。
植え穴を掘る
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種いもを置いた場所の畝の真ん中に、植え穴を掘ります。
深さは、じゃがいもに土をかけるときに2~3cm被さる程度掘ればOKです。
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種いもを穴に置き、土を被せる
種いもを穴に置き、土を被せます。
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普段は肥料は入れませんが、春作の収穫量が少なかったので、今回は堆肥を入れてみました。
堆肥といっても、草を積んで作った草堆肥です。
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写真のとおり、堆肥を入れたの部分は茶色が濃いですが、左下のもともとの畝の土は灰色で、栄養があまりないような土になっています。
これで少しでも収穫量が増えたらいいなと思っています。
最後に土を被せ、畝の高さを均一にします。
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草を被せる
最後に、刈った草を畝の上に載せます。
自然農では、ビニールマルチを使わず、草で自然のマルチングをします。
いわゆる、草マルチです。
草マルチによって、以下のような利点があります。
- 保湿
- 直射日光を避け地温が上がりすぎないようにする
- 菌や微生物、ミミズなどが活動しやすくなる
- 草が枯れたら、その草が栄養になる
草を被せました。
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畝の上が草でモリモリですが、1週間ほどしたら枯れてだいぶ少なくなるので大丈夫です。
これで植え付け終了です。
まとめ
今年も無事に秋じゃがを植えることができました。
今年は堆肥を入れたので、春じゃがより収量があるといいなと思っています。
今後の草管理や土寄せも関係してくるので、管理も怠らずにできたらと思います。
みなさんもじゃがいもを植えて、晩秋に美味しいじゃがいもを食べましょう!
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